時価総額100億円!話題沸騰の次世代SNS「Clubhouse」とは?
「Clubhouse」とは?
2020年4月にバズり初めて、米国時間5月15日に異例となる1億ドル(約107億円)時価総額の調達を発表した次世代SNS候補のClubhouse。
Clubhouseは2020年創業でサンフランシスコに拠点を置く米Alpha Explorationが同年3月に立ち上げたソーシャルサービスです。
プラットフォーム上に好きなテーマで自分のチャットルームを開設し、世界中の人々と会話できるというコンセプトで、音声版Twitterとも呼ばれています。まだ。招待制でiPhoneアプリしかないのですが、200万人以上が訪れたという、世界中で注目されている次世代SNSです。
ユーザーは好きなチャットルームに自由に出入りし、会話に参加できる(聞くだけも可)。
ライブコンサートを開いたり、民主主義について討論したり、語学教室を開いたり、同じ病気の子を持つ親が話し合ったり、様々なテーマの部屋が開設されていて(Twitterのジャック・ドーシーCEOも使っているという)、オフラインのClubhouseっぽい感覚に近いサービスになっていることが特徴です。
なぜ注目されているのか?
今後、音声コンテンツの市場が注目されているからなんです。
Apple社が2016年に発売したAirPodsにより、ワイヤレスイヤホンが注目されました。今、街に出るとほとんどの人がワイヤレスイヤホンで音楽を聞いています。
AirPodsの登場により人々は、その利便性からワイヤレスイヤホンをつけたまま他の作業することが容易になりました。
そこに投資家の方々は目をつけました。
新しいプラットフォームが誕生する可能性が大いにある
これまでのSNSは、スマートフォンでアプリを立ち上げて能動的に行動する必要がありましたが、音声SNS「Clubhouse」の場合は受動的にSNSに参加することができるようになります。
仕事中、料理中、シャワー中など、聞き流しで参加できるので、他のSNSとは異なり稼働時間が長くなります。
ユーザーはより多くの時間をSNSに割くことが出来るようになり、新しいビジネスチャンスが生まれるということになります。
「音声のみ」という利便性は高い
新型コロナウイルスの影響で、テレワークが広がり、リモートで打ち合わせをしたりセミナーが開催される機会が増えました。
ただ、映像が不便となる場合もあったりするので、複数人との音声のみでの打ち合わせやセミナーや講義など、今度「Clubhouse」が活用される機会が増える可能性は十分にあり得る。
ラジオは「音声を聞く」ものの代表ですが、基本的に一方向のコミュケーション手段しか持ち合わせていません。
その点「Clubhouse」は双方向のコミュニケーション手段となり、「音声を聞く」にプラスして「コミュニケーションが取れる」優れた新しいチャネルと言えるでしょう。
「Clubhouse」を利用するには?
2021年1月27日時点では、日本語版もできておらず、まだiPhoneアプリしかない(andoroid版はない)上に招待制という狭き門になっているので、利用している友人に招待してもらうしか方法はないでしょう。
しかも始めたばかりの頃は2人にしか招待が送れず(アクティブに活動しているとまた招待アカウントが追加されることもあるらしい)、しかも招待を送るのに携帯電話の番号が必要となるみたいです。(メルカリで招待枠が高額で売られていますが、そのうち日本でも開放されると思うので買わない方がいいです。)
多額の資金調達と枯渇しているアカウント取得で話題になっている「Clubhouse」ですが、新しいメディアになる可能性もあるし、ユーザーの数も増えると思いますので、今後の展開には注目しておいた方が良さそうですね。
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