出世はめんどくさい?あいさつ出来ない人は出世しないよっていう話
こんにちは、最近第二子が生まれたkennyです。
3,800gとかなり大きいサイズの元気な男の子で、母子ともに無事で本当に安心してます。
新型コロナウイルスの影響で、立ち合いも出来ず、退院するまで会えずでしたが、今は順調に太ってすくすく成長している姿を見せてくれています。
健康に育ってくれれば、親としてはそれ以上望みません。
という身勝手な近況報告を聞いていただき、ありがとうございます。
今回は、ビジネスパーソンとして一番大切なこと、『あいさつ』について書こうと思います。
ビジネスの基本はあいさつ
あいさつとは
挨拶(あいさつ、仏: salutation)は、新たに顔を合わせた際や別れ際に行われる、礼儀として行われる定型的な言葉や動作のことを指す。また、式典などで儀礼的に述べる言葉をいうこともある。また、日常生活には欠かせない人と人とが気持ちよく生活できる言葉でもある。儐とも書く。
参照元:wikipedia
意外と出来ない人が多い?
あいさつって、ビジネスの基本中の基本なんです。
仕事をしていると様々な方と話す機会がありますよね、その時にあいさつなしにいきなり仕事の話をしたり、商談に進むことはありますか?
まず無いですよね。
その日初めて会う人とは「初めまして」と言うし、
会社に出社しては「おはよう」と言うし、
別れるときには「さようなら」と言います。
ただ、役職が高くてもこれが出来ない人と結構遭遇します。
こちらがあいさつをしても返答してくれないし、出社してきても無言でデスクについて仕事を始め、帰るときもあいさつもないまま帰って行く。
まず言えるのは、絶対にそういう人になってはいけません。
私の経験談ですが、あいさつを蔑ろにしている人は仕事で成果を出せません。
なぜ仕事で成果を上げることが出来ないのか
そもそも、信用されません。
仕事というのは双方の信頼関係の上に成り立ちます。
信用されないということは組織の中では、重要な案件を任せてもらえないのと同義語だし、外部との取引にも支障をきたします。故に、成長できないし数字も残せない。
全ての仕事において、初めから100%のアウトプットはできません。
世の中の仕事は進めながらブラッシュアップしていくことがほとんどで、その100%に満たない部分をなにが支えているかとというと。私は「信用」だと思っています。
簡単な例でいくと、ある上司の部下にAさんとBさんが居る場合、Aさんは毎朝元気にあいさつをしてくれて帰るときもしっかり「お疲れ様でした!」と言って退社する。一方Bさんは、毎朝あいさつしてるかしていないか分からない声量で出社し、帰るときも聞こえないくらいの声で「お疲れ様でした…」と言って帰っていく。
取引先とのアポイントに一緒に連れて行きたいのはどちらでしょうか。
少し極端な例ですが、Bさんを連れていく人は居ないでしょう。
あいさつ一つでAさんは、上司からの信用を得て、取引先の人にも顔を覚えてもらえる機会を作り出したということになります。
こういう一つ一つの信用の積み重ねが、仕事で成果を上げるための最良の方法だと私は思っています。
役職ある人でもあいさつしない人はいる
これは結構どこの会社にもいると思っています。
日本の企業は年功序列型が多いので、正直そこまで優秀でなくても役職についたりしてます。
会社に仕事がちゃんと評価されて、自らの力で役職についている人は、私のこれまでの経験上、好印象を与えるあいさつをされる方ばかりで、長期的にその地位について、会社の中枢として活躍されている方が多いです。
逆に、役職があってもあいさつを蔑ろにしている人っていうのは、社内的にも社外的にも友好な関係を築くこともできず、ただ降格するまでのタイムリミットをその場所で過ごしているのかな、という方ばかり。
冒頭でも言いましたけど、あいさつというのはビジネスマナーの基本中の基本です。
基本をできない人が、飛躍できるほど仕事は甘くはありません。
あいさつ一つで大袈裟じゃない?
と思うかもしれませんが、これが結構色々な方に話してもご理解いただけるんですね。
日本人にとってあいさつの意味
一般的に、「挨拶を交わす場面」と聞いて想像するのは、出会いと別れのタイミングではないでしょうか。職場なら朝の出社時や帰り際に、家庭では朝起きたときや出かけるとき、近所の人なら出会い頭と立ち話をして別れるときなどに、人は挨拶を交わします。
これは日本に限ったことではなく、世界でもほぼ同じです。ただし、その他の国に比べると、日本人にとっての挨拶は「礼儀」や「ねぎらい」といった側面が強い傾向にあるようです。
参照:https://www.nihongo-biyori.com/culture/1477/
日本人のあいさつは、「礼儀」や「ねぎらい」の側面が強く、日本特有の文化としてお辞儀があります。
お辞儀が中国から日本へ伝わったのは、仏教が広まった500年から800年頃のことといわれています。
当初は相手へ頭を下げて首を見せる姿勢を取ることで、攻撃の意志や敵意がないこと表していたとされています。
ちなみに中国でもお辞儀は使われますが、日本の会釈のように頻繁におこなわれることはなく、会釈であっても最敬礼されているように感じる人が多いようです。
パナソニック(旧松下電器産業)グループ創業者である松下幸之助さんは、日本の伝統精神の根幹の考え方に以下の3点があると述べています。
・『衆知を重んじるということ』…日本人が古来、広く意見を集めて議論を行ってきたこと、優れた先人を神として奉りその知恵や業績に学んできたこと、海外から進んだ技術や諸制度を取り入れてきたことなどに表れているとする。
・『主座を保つということ』…海外の技術、諸制度を取り入れる際に、日本の伝統精神は守り、日本に即した形に制度などを変化させてきたこと、例えば明治時代に言われた「和魂洋才」という言葉に表れているとしている。
・『和を貴び平和を愛好すること』…聖徳太子が制定したとされる十七条憲法の第一条に「和を以て貴しと為し」とあること。
優れた人には敬意を表し、新しい技術を取り入れる際には伝統を守り、平和を愛する。
日本人の伝統精神の根幹にはこういった考え方があり、生きる上で大切なものは何か、というのを松下幸之助さんは生前説いていました。
あいさつは 世界平和の 第一歩
この川柳は、私が小学生のときにあじさいノートという夏休みの宿題が凝縮されたテキストの表紙の裏に掲載されていたものです。
小学生ながら、すごく良い川柳だなと思ったのと、全くもってその通りだなと感心したのを今でも覚えています。
仕事をすることは、食べていくためであり、生きていくためです。
生きるために、人とコミュニケーションを取りながら生活しています。
そのコミュニケーションのスタートが、あいさつです。
平和な社会を実現するために、あいさつはすごく重要なことだと思っています。
ビジネス面においても、関係各所と円滑に仕事を進めていくために、日頃からしっかりコミュニケーションを取って信頼関係を構築することは、仕事の成果を最大化させる最良策ではないでしょうか。
全ての人があいさつを重んじ、これから生きていく世界、そして人間関係を、平和に過ごすことができる時代がやってくることを切に願っています。
追伸
プロサラリーマンと呼ばれる田端信太郎さんが書いた本は、仕事をする上で大変参考になるマインドが載っていますので、是非読んでみてください。
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