できる男って家事・育児もできるよね

できる男って家事・育児もできるよね

私は結婚して早4年、お付き合いの期間を合わせてると8年近く妻と一緒にいます。
基本的にはあまり喧嘩はすることはありません。
現在妻のお腹には第二子がいるので、今はなるべく妻に負担をかけないように、夫である私が家の業務をこなそうと思って行動しています。これは、妻が家事しない!とかの話ではなく、結婚生活をする上ですごく大切な事だと思っているが故のことです。妻は家政婦ではないので。

ここ最近は毎日なにかしらの家事をしているわけですが、仕事もして家事もしていると色々な事に気付くんですよね。

仕事で疲れるのは精神、家事・育児は身体。

仕事と家事・育児をやっていると、こういう持論になりました。
もちろん肉体労働の方は仕事で心身共に疲れるでしょうが、私は一般的な企業務めのマーケティング分野に携わっているサラリーマンです。身体を動かすことは少ないですし、基本的にはデスクワークです。割合的に多くのパパに当てはまるのではないかと思います。(この記事ではパパがデスクワーク仕事。で話を進めていきます)

今マーケティング業界で知らない人は居ないであろう田端信太郎さん(@tabbata)が仰っていたのは、

ビジネスパーソンって最低限のモラル・マナーの上で仕事をするから突拍子もないことはほぼ起こらないけれど、育児とかって理不尽の極みみたいなものだから、家事育児に比べると仕事は楽なんですよね。

※すいません、引用元は忘れましたがこういった事を仰っていました。

全ての場合において当てはまらないかもしれないですが、仰る通りだと思います。

育児って本当に理不尽なんですよね。笑
特にうちの子はまだ1歳なので、こちらの指示が通ることはほぼないし、スムーズに身支度出来ません。なので、保育園に行く前なんて時間があっという間に過ぎますし、朝から身体が疲れますよね。(パパなら同じような経験がきっとあるはずです)

今は共働き世帯が多い時代です。
パパの方が正規雇用で働いている場合が多いため、保育園のお迎えはママというのが一般的で、家事・育児の時間はママの方が多いケースが割合的に上位ではないかと思います。

他の国と比較するとこういうデータ

これは内閣府が出している「6歳未満の子供を持つ夫の家事・育児関連時間(1日当たり・国際比較)」のデータです。

6歳未満の子供を持つ夫の家事・育児関連時間(1日当たり・国際比較)

男性が子育てや家事に費やす時間をみると、2016(平成28)年における我が国の6歳未満の子供を持つ夫の家事・育児関連時間は1日当たり83分となっており、2011(平成23)年調査に比べて16分増えているものの、先進国中最低の水準にとどまっている。

という結果となっています。
先進国の中で日本は最低水準なんですよね。

というのも日本は、1960年代の経済成長率が年平均10%を越え、諸外国にも例を見ない急速な経済成長を遂げた時期があり、パパだけの収入で、普通に子供を育てられる生活をできていたわけですね。それがバブル崩壊の時期までうっすら続いて、そこから不景気に突入してますが、ママが働く必要はなかったので、「家事・育児=ママ」という概念となったのでしょう。

今もなお、その名残があるのは事実です。(特に昭和の人)
がしかし、経済は成長していません。

データで見ても分かるように右肩下がりもいいとこです。

昔と今とじゃ状況が全然違う!

全然違います。そう、全然違います。
給与も上がらない時代でパパの収入だけでは子供を養う生活が出来ない時代です。
平成30年日本の平均年収は441万円ですが、平成20年度は430万円と11万円しか増加してません。
そんな中、ママも働きに出てママだけに家事・育児を押し付けるのは、時代にそぐわない考え方なんですよね。
そうです、古いんです。

家にいる時間が長いからママが家事・育児をするのは当然

こういう声は多数あると思いますし、私も思うとこはあります。
ただ、冒頭でも書いたとおり「仕事で疲れるのは精神、家事・育児は身体」と、疲れの種類が違うというのが私の持論なので、全面的にママに託すのはよろしくないんじゃないかと声を大にして言いたい。
それぞれ得意不得意があると思うので、夫婦で話合い、分担するのがベストでしょうが、そんなに簡単に折り合いがつくほど甘くないですよね。

ただ、「疲れてるから無理」っていうのは、家事・育児から逃げる常套句です。
そんなに理不尽な疲れはないだろうと、私は思います。
毎日そんな理不尽な事が起こって心身ともに疲れる会社なんてほぼないでしょう。
というかあるとしたら、会社辞めたほうがいいと思います。

もちろん長時間働いて家ではゆっくりしたい、というパパの気持ちも分かりますが、
パパが居ない間に、家でこどもを全力で守ってくれているママの疲れも考慮してあげてほしい。
小さい子供は特に、目を離すと何をするか分かりませんから、いつも危険と隣り合わせなんです。
それは、ママだって疲れます。

「家事・育児は夫婦二人でやるべきこと」
という理解あるパパが、世の中にどれくらいいるだろうか。
家事・育児ってすごく大変だし神経つかうんだな、っていうのを知ってもらうだけで状況は変わるかもしれません。

ただ、仕事できる男性って家事・育児に積極的なんです。

これは断言出来るんですけど、仕事ができる人って効率良いんですよ。
スケジュール管理・事務作業・タスク処理・優越の判断・他部署連携・マネジメント等々。
そして成果を出して、出世していく。
私が属している会社の代表取締役も、週末は積極的に料理作ったり掃除したりしていると言ってました。
彼もすごく頭が切れて効率重視の数字人間なのですが、やはりそうかと、話を聞いたときに確信しました。

時代にあった働き方と家事・育児への向き合い方

というのを仕事できる人って、自然に出来ているんだなぁと周りをみて実感してます。
世の中の動きを見て、自分がどういうアクションを起こすべきなのか、状況判断する能力に長けているように思いますし、何より「人として、誠実な行動を出来る人」は仕事できる人の共通項かなと感じます。

会社でも家でも立場関係なく平等に接し、相手のことを考えて行動する。
そういう人って、私は必ず大成すると思っていますし、そう信じているので自分もそうした行動を心がけています。

夫婦生活を円満に、そして豊かな生活をするために

パパの役割・ママの役割はそれぞれの家族であると思いますし、その家族のルールを無理やり崩す必要はないと思っています。ただ、相手の立場に立って行動することっていうのはビジネスでも同じです。
自分よがりの考え方にならずに、少しずつでも良いので相手の事を想う行動をしてあげてみてください。
家族の時間に笑顔が増えることほど、幸せなことはないです。

この記事が、誰かのひとつのきっかけになることを信じて、下手くそながら文章にしてみました。
最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。

たまにはゆっくり、夫婦で乾杯してみませんか?

仕事に家事・育児で多忙な毎日を送っているとゆっくりする時間はなかなかありません。
そんなときは1日だけ頑張って、夫婦で乾杯できるように全ての家事・育児を協力してゆっくり乾杯できる時間を作ってはいかがでしょう。

 

スーパーでも取り扱っているお店が多い、筆者が個人的にコスパが良いと思うウイスキーです。
ハイボールにして飲むのがおすすめなので、是非お試しください。

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