【お葬式・喪中】身内が突然亡くなったらどうすればいい?なにをすればいい?
- 2021.10.04
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突然ですが、身内の方が突然亡くなった際にお葬式の準備や死亡手続きを進めなければなりません。
悲しみに暮れる中、やることがあって混乱してしまうかもしれませんが、自分が中心に各種進めなければならない場合、落ち着いて対応していかなければならないんです。
「悲しみに暮れているなか残酷だ」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、現実としっかり向き合わなければならないのも事実。
身内が亡くなるなんてことは金輪際考えたくないですが、万が一に備えて準備しておくことも大切です。
以下、お通夜・葬儀までの流れを記載しますので参考になりましたら幸いです。
(以下記事は「安心葬儀」さんを参考に引用させていただいております。URL:https://ansinsougi.jp/p-32)
まず死亡診断書・死体検案書を発行してもらう
身内の方が亡くなったら、医師に死亡診断書を発行してもらいます。病院で亡くなった場合は、主治医や臨終に立ち会った医師に作成してもらうことになります。
治療中の病気が原因となり自宅で亡くなった場合は、かかりつけの医師に作成してもらいます。ただし、特に持病もなく亡くなってしまって原因がよくわからないときは、ご遺体にはそのまま手を触れずにすぐに警察に連絡してください。
こうした場合は、死亡診断書ではなく、検死を受けて死体検案書を作成してもらう必要があります。
死亡診断書は役所への死亡届の提出や保険金の請求の際に必要となります。保険会社が複数になるとその数だけ必要です。
いったん提出すると返却されることはないので、必ず複数のコピーを取っておくようにしましょう。
①近親者へ連絡しつつ、葬儀社の決定を行う
故人と関係のある方への連絡も亡くなった当日に、できるだけ速やかに行うべきだと言われています。
まだ葬儀の日取りや会場も決まっていないことがほとんどですが、とりわけ離れた土地に住んでいる親戚や家族、病気治療中だったことを知らない人には、できるだけ早く亡くなった旨を伝えるようにしてください。
そうすることで、連絡を受けた方も事前に会社や関係者にその旨を伝えられ、葬儀に参列することがスムーズになります。
その後、信頼できそうな葬儀社を探して、連絡をします。
②ご遺体の搬送と退院手続き
ご遺体を病院に安置できるのは通常は数時間程度。
なので、病院の会計を済ませて退院手続きをするともに、ご遺体を安置場所に搬送する必要があります。
自宅に安置するほか、依頼する葬儀社が決まっている場合は、葬儀社の安置室を使用できるケースがあるので、この時点で葬儀社が決まっていれば安心です。
③葬儀内容を決定する
連絡した(依頼した)葬儀社と打ち合わせを行って、通夜・葬儀の日程と内容を決めます。
この際に、喪主や受付なども決めることになります。
受付は「この人が担うべき」という決まりはないです。
ただし、遺族席に座るような喪主やその家族、故人の直系の親族は選ばないのが一般的です。遺族は参列者への挨拶や葬儀・告別式の進行など、他にすべきことが沢山ありますので。
一般的な葬儀の場合、受付は遠い親類や、喪主の友人知人、故人の会社関係の人、近所の人が務めることが多いです。家族葬であれば、参列者が限られているので故人の孫や少し遠い親戚、友人・知人などが受付をします。また、10人未満の場合は、受付を設けないことも多いです。その際、香典などは喪主に直接渡します。
いずれの場合も、受付は金品の管理や参列者の応対などがあるので、信頼できる人を選ぶことが大切です。
通夜・葬儀の日程が決定した後に、知人や友人、仕事関係の方に連絡を行います。
④「死亡届」と「埋火葬許可申請」の提出
「死亡届」は、死亡の事実を知った日から7日以内に市町村役場に提出することが義務付けられていますのご注意ください。(国外で亡くなった場合、期限は3カ月以内)
死亡届は、死亡診断書と同じ用紙です。提出可能なのは、亡くなった場所、故人の本籍地、届出人の居住地のいずれかの役所ですので、こちらもご注意ください(原則として提出は24時間可能)。
死亡届の提出の際は「埋火葬許可申請」も同時に行い、多くの場合、提出した死亡届に必要事項が記載されて「埋火葬許可証」として返却されるので覚えておきましょう。
⑤お通夜・葬儀(告別式)を行う
お通夜は最近、2時間ほどで終了することが多いようです。
また、お通夜が済むと、参列者に飲食をふるまう通夜ぶるまいを行うことが一般的ですが、新型コロナウイルス感染症の影響で自粛している方がほとんどのようです。
「葬儀」と「告別式」は本来別の儀式ですが、現在は両方を合わせて「お葬式」と言われてることが多いです。
葬儀社の担当者としっかりと打ち合わせを行ってスムーズに進行しましょう。
告別式で最後のお別れを終えると、斎場から棺を出棺して火葬場へ向かいます。
火葬場では炉の前で短い最後のお別れとなり、僧侶が同行している場合には読経と焼香が行われます。
火葬が終了すると「骨上げ」があります。
喪主は骨壷を持って遺骨の頭側に立ち、喪主以外の人は骨箸を使って遺骨を拾い上げて、喪主の持つ骨壷に収めていきます。
「骨上げ」が終わると、「埋葬許可証」が返却されるので大切に保管してください。※埋葬時に必要な書類となります。
まずはお通夜・葬儀(告別式)が終わるまで
お通夜・葬儀が終わると、葬儀社にお金を支払って一連の儀式は終わることなりますが、その後、市町村役場で必要な手続きがあるので順を追って対応していかなければなりません。
また、故人名義のものを変更したり、各所に連絡したりしなければならない事がここから増えるので、チェックリストを作って漏れがないように手続きを進めることが重要です。
「喪中はがき」も送る
身内の方が亡くなれば怒涛のように行うべきことがあるので、とても大変です。
お通夜・葬儀が終わった後も役所などで手続きを行ったり、各所に連絡をしていく必要がありますが、「喪中はがき」もその一つです。
「喪中はがき」は、相手が年賀状を用意し始める前に届けるのが基本的なマナーなので、故人が亡くなった年の11月から遅くとも12月上旬までに届くよう投函します。
早期に準備をしておくと、割引が高くなる業界大手の『京都の四季』さんなんかはおすすめなので、ご参考までに。
(デザインは一部です)
様々な対応に追われて疲弊するかもしれませんが、故人のためと思って、最後まで頑張りましょう。
気にする方もおられるので、「喪中はがき」は忘れずに準備しておいた方が良いかと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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